プレミアムポイント(PP)の計算式と4つの要素

プレミアムポイントは、乗った距離だけでは決まりません。運賃の種類と路線の区分が同じくらい効きます。式は4つの要素の掛け算と足し算だけなので、一度分解しておけば自分の搭乗で何PP付くか暗算できます。

先に結論です。

4つの要素を順に見る

区間基本マイレージは路線ごとに決まっている距離です。実際に飛んだ距離ではなく、 公式のマイレージチャートの値を使います。羽田–那覇なら984羽田–伊丹なら280です。路線ごとの値は国内線のPP早見表 に並べています。

積算率は買った運賃で決まります。国内線は2026年5月19日搭乗分から新しい体系になり、 運賃名も積算率も入れ替わりました。搭乗ポイントも同じ表で決まっていて、 高い運賃ほど大きく、セール系はゼロです。

運賃ごとの積算率と搭乗ポイントは全11種類あります。 全運賃の一覧は PP早見表 に置いてあるので、 ここでは式の中で積算率と搭乗ポイントがどう効くかだけを見ます。2026-05-19搭乗分からの体系で、それ以前の運賃名・積算率とは対応しません。

路線倍率は最後に掛かります。国内線は2.0倍で、 距離のわりにPPが伸びるのはこの倍率のおかげです。国際線は行き先で分かれ、 アジア・オセアニア線が1.5倍、それ以外とスターアライアンス各社便が1.0倍になります。 区間2,000マイル・積算率100%の片道で比べると、 アジア線が3,400PP、その他の路線が2,400PPです。

同じ路線でも運賃で倍以上動く

羽田–那覇の片道で並べると差がはっきりします。

運賃片道のPP内訳
フレックス/Biz(プレミアムクラス)3,352PP984 × 150% × 2.0400
フレックス/Biz/ANAカード優待割引2,368PP984 × 100% × 2.0400
スタンダード1,774PP984 × 80% × 2.0200
セール/ユース/シニア984PP984 × 50% × 2.00

いちばん安い運賃といちばん高い運賃で3.4倍の開きがあります。 運賃差がこの倍率ほど大きくないなら、少し上の運賃を選ぶほうが1PPあたりは安くなります。 短距離では搭乗ポイントの比重が上がり、羽田–伊丹スタンダードなら片道648PPのうち200が搭乗ポイントです。

なお、有料アップグレードでプレミアムクラスに乗ると、元の運賃の積算率に50ポイントが上乗せされます。 端数は当サイトでは区間ごとに切り捨てて試算しています。

PPが要るのはステイタス判定のときだけ

PPを集める目的は1つ、暦年のステイタス判定です。飛ぶだけで取るなら50,000PPでプラチナ、少ない搭乗でプラチナ|ライフソリューション基準の3条件 を使うならANA便で30,000PPまで下がります。 有効期間は翌年4月〜翌々年3月で、翌年の判定にPPは繰り越されません。

条件の全体像は ステイタス獲得条件 に、 自分の搭乗で何PPになるかは シミュレーター で出せます。

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よくある質問

プレミアムポイントの計算式を教えてください。
区間基本マイレージ × 運賃の積算率 × 路線倍率 + 搭乗ポイント です。国内線の路線倍率は2.0、ANA国際線のアジア・オセアニア線は1.5、その他の路線とスターアライアンス各社便は1.0です。
同じ路線なら運賃が違ってもPPは同じですか?
違います。羽田–那覇の片道で比べると、フレックス/Biz/ANAカード優待割引が2,368PP、スタンダードが1,774PP、セール/ユース/シニアが984PPです。積算率と搭乗ポイントの両方が下がるため、安い運賃ほど差が開きます。
搭乗ポイントはどの運賃に付きますか?
国内線では運賃ごとに決まっていて、フレックス/Biz/ANAカード優待割引が400、スタンダードが200、セール/ユース/シニアは0です。国際線は積算率100%以上の予約クラスに400、それ未満は0です。
マイルが貯まればPPも貯まりますか?
いいえ。PPが付くのは搭乗だけです。カード決済やショッピングで貯まるのはマイルで、PPは1ポイントも増えません。ステイタス判定に使われるのはPPのほうです。

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