JGCとSFC、2028年以降どちらが維持しやすいか
このサイトはANA側を扱っているので、ANAの制度から見た比較を書きます。 結論から言うと、到達の道はANAのほうが多く、維持の軽さはJALのほうが上です。2028-04-01の改定で、この非対称がはっきりします。
先に結論です。
- ANAは到達ルートが2本ある。PP50,000か、3条件の道(PP30,000ほか)
- ただしANAのPPは1月1日〜12月31日(暦年)で、翌年ゼロに戻る。積み上げが効かない
- JALは生涯累計で到達を判定し、到達後は年ごとの実績を問われない
- SFCは2028-04-01から、毎年の決済額でSFC PLUSとSFC LITEに分かれる
ANA側の構造:到達は2本、維持は毎年
ANAのステイタスはプレミアムポイントで決まり、1月1日〜12月31日(暦年)で集計されて翌年4月〜翌々年3月まで有効です。 翌年はゼロから数え直しになるので、届く年を1年決めて、そこに搭乗と決済を寄せる形になります。
一方で、ANAには搭乗を減らせるルートが用意されています。3条件の道(PP30,000ほか)で、 条件1のPPが下がる代わりに、対象サービス数と年間決済額の2条件が加わります。ANA MallとANAトラベラーズの2つは必ず含める必要があります。 暮らしの側で条件を埋められるという意味では、飛ぶ量の少ない人に向いた設計です。
そして2028-04-01から、入会後にも毎年の判定が入ります。 年間決済300万円を境にSFC PLUSとSFC LITEに分かれ、 ラウンジはSFC LITEでは利用できない、アライアンス資格はスターアライアンス・シルバーになります。 既存会員も全員が対象です。
JAL側の構造:到達は遅く、維持は軽い
JALのJGCは生涯累計のポイントで到達を判定します。失効しないので、暮らしの支出で長い時間をかけて積めます。 到達までの年数はANAより長くなりがちですが、届いたあとは資格がそのまま続きます。 ANA側の言葉で言えば、JGCの側は到達がゴールで、SFCの側は到達がスタートになります。
JAL側の数値と到達年数は姉妹サイトのJGCとSFCの比較(lspnavi.com)にあります。同じ論点をJAL側から書いたものです。
軸ごとに並べる
| 軸 | ANA(SFC) | JAL(JGC) |
|---|---|---|
| ポイントの性質 | プレミアムポイント。1月1日〜12月31日(暦年)で集計し、翌年ゼロ | 生涯累計。失効しない |
| 飛ばずに近づけるか | 3条件の道がある。ただし条件1のPPは搭乗で作る | 暮らしの支出がそのままポイントになる |
| 到達までの考え方 | 届く年を1年決めて寄せる | 年数をかけて積み上げる |
| 到達後の判定 | 2028-04-01から毎年の決済額で区分が変わる | 到達後の年次判定はない |
| 決済額の扱い | 1つの本会員に集まった額で判定。家族会員分は合算 | 決済はポイントとして積み上がる |
| 生涯型の要素 | ライフタイムマイル1,000,000到達でSFC PLUS恒久 | 制度そのものが生涯型 |
このページはANA側の公式発表を一次情報として整理したものです。JAL(JGC)側の条件は、姉妹サイト lspnavi.com の整理に基づいています。JAL側の最新条件はそちらで確認してください。
ANA側を選ぶかどうかの順序
1. 普段どちらの便に乗るか
上級会員の価値はラウンジと空港での扱いに集まります。乗らない側の資格を持っていても使いません。 ここで決まるなら、他の条件を比べる意味はほとんどありません。
2. 決済を1枚に寄せられるか
ANA側は到達後も決済額で区分が動きます。 世帯の支払いを本会員1枚に集められるなら、SFC PLUSを続けやすくなります。 寄せにくいなら、取ったあとはSFC LITEが続く前提で年会費と釣り合うかを考えます。 合算の範囲は 家族カードの決済は合算される にまとめました。
3. 飛ぶ量が読めるか
PPは暦年で数え直しになります。搭乗の予定が読めない人ほど、3条件の道に寄せるほうが確実です。 必要な数字は ステイタス獲得条件、 埋めるサービスは 対象サービス一覧 にあります。
ここでの比較のうちANA側の維持条件は、300万円という基準額の確定待ちです。 経緯と公式が予告している再案内は SFC 2028年改定 にまとめています。
次に読む
ANA SFCとは
入会条件から2028年の改定まで、ANA側の制度を1ページで押さえられます。
SFC 2028年改定まとめ
発表から適用までの日付と、立場ごとに何が起きるかを並べています。
SFC到達&維持シミュレーター
搭乗・サービス・決済額を入れると、今年のステイタスと2028年以降の区分が出ます。
よくある質問
- 2028年以降、維持が楽なのはどちらですか?
- JGCです。JALは生涯累計のポイントで到達を判定し、到達後は毎年の実績を問われません。SFCは2028-04-01から年間決済額300万円でPLUSとLITEに分かれます。なおJAL側の条件は姉妹サイト(lspnavi.com)の整理に基づいています。
- 到達しやすいのはどちらですか?
- 飛ばずに届く設計はANA側にもあります。PP30,000に対象サービス7つと年間決済400万円を組み合わせる3条件の道です。ただし搭乗がゼロでは成立しません。
- 両方を狙うのは得ですか?
- 決済を2枚に割ることになるため、SFC側は不利になります。PLUSの判定は1つの本会員に集まった決済額で決まるので、分散はそのまま区分に響きます。
- ANA側を選ぶ決め手は何ですか?
- 普段ANA便に乗るかどうかが最初の条件です。そのうえで、年間の決済を1枚に寄せられるかが2つめになります。この2つが揃わないなら、SFCは取ったあとの区分が下がりやすくなります。
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