国内線のPP単価を自分で出す
1PPあたりいくらかは、支払った運賃 ÷ 獲得PP で出ます。 運賃は便と購入日で動くので、単価を固定した表を作ってもすぐ合わなくなります。 代わりに割られる側、つまり路線別・運賃別の往復PPをここに出しておきます。
先に結論です。
- 単価 = 支払った運賃 ÷ 往復PP。往復PPはこのページの表から読む
- 同じ羽田–那覇でも、フレックス/Biz/ANAカード優待割引とセール/ユース/シニアで約2.4倍のPP差
- 短距離ほど搭乗ポイントの比重が大きい。羽田–伊丹のフレックス/Biz/ANAカード優待割引往復は1,920PP
- PPを目的に運賃を上げると単価は悪くなりやすい。まず必要なPP量を決めてから運賃を選ぶ
単価の出し方
PPは 区間基本マイレージ × 積算率 × 路線倍率 + 搭乗ポイント で決まります。 国内線の路線倍率は2倍です。 この値は運賃額とは無関係に決まるので、先に往復PPを確定させてから、実際に払った額で割るのが正しい順序になります。
たとえば羽田–那覇をスタンダードで往復すると3,548PPです。 支払いが往復でいくらだったかを、この数字で割れば自分の単価が出ます。 同じ便でも買った日によって単価は変わるので、他人の単価表を見るより自分で割るほうが早くなります。
路線別・運賃別の往復PP
| 路線 | 区間マイル | フレックス/Biz/ANAカード優待割引100% / 搭乗400 | 株主優待割引80% / 搭乗400 | スタンダード80% / 搭乗200 | シンプル70% / 搭乗100 | セール/ユース/シニア50% / 搭乗0 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 羽田–伊丹 | 280 | 1,920 | 1,696 | 1,296 | 984 | 560 |
| 羽田–福岡 | 567 | 3,068 | 2,614 | 2,214 | 1,786 | 1,134 |
| 羽田–新千歳 | 510 | 2,840 | 2,432 | 2,032 | 1,628 | 1,020 |
| 羽田–那覇 | 984 | 4,736 | 3,948 | 3,548 | 2,954 | 1,968 |
| 羽田–広島 | 414 | 2,456 | 2,124 | 1,724 | 1,358 | 828 |
| 羽田–岡山 | 356 | 2,224 | 1,938 | 1,538 | 1,196 | 712 |
| 羽田–鹿児島 | 601 | 3,204 | 2,722 | 2,322 | 1,882 | 1,202 |
| 羽田–熊本 | 568 | 3,072 | 2,616 | 2,216 | 1,790 | 1,136 |
| 羽田–長崎 | 610 | 3,240 | 2,752 | 2,352 | 1,908 | 1,220 |
| 羽田–松山 | 438 | 2,552 | 2,200 | 1,800 | 1,426 | 876 |
| 羽田–高知 | 393 | 2,372 | 2,056 | 1,656 | 1,300 | 786 |
| 羽田–小松 | 211 | 1,644 | 1,474 | 1,074 | 790 | 422 |
| 羽田–秋田 | 279 | 1,916 | 1,692 | 1,292 | 980 | 558 |
| 羽田–函館 | 424 | 2,496 | 2,156 | 1,756 | 1,386 | 848 |
| 羽田–女満別 | 609 | 3,236 | 2,748 | 2,348 | 1,904 | 1,218 |
| 羽田–釧路 | 555 | 3,020 | 2,576 | 2,176 | 1,754 | 1,110 |
| 羽田–石垣 | 1,224 | 5,696 | 4,716 | 4,316 | 3,626 | 2,448 |
| 羽田–宮古 | 1,158 | 5,432 | 4,504 | 4,104 | 3,442 | 2,316 |
| 伊丹–新千歳 | 666 | 3,464 | 2,930 | 2,530 | 2,064 | 1,332 |
| 伊丹–那覇 | 739 | 3,756 | 3,164 | 2,764 | 2,268 | 1,478 |
往復2区間の合計PPです。出典はANA公式 国内線区間基本マイレージ(2026-08-29確認)と国内線運賃別の積算率・搭乗ポイント(2026-05-19搭乗分〜)。区間ごとに小数を切り捨てて計算しています。
運賃を変えると何倍動くか
比が大きいのは短距離です。上の表でいちばん左の運賃といちばん右の運賃を比べると、羽田–伊丹が3.4倍、羽田–那覇が2.4倍。搭乗ポイントが距離に関係なく固定額で乗るぶん、 距離の短い路線ほど運賃種別の差が結果を左右します。仕組みは搭乗ポイントの運賃別一覧 に分けて書きました。
先に決めるのは必要なPP量
単価だけを見て運賃を選ぶと、安い運賃で回数を増やす形になり、時間のほうが先に尽きます。 3条件の道なら条件1はPP30,000です。 必要量を先に決め、年に何回飛べるかで割り、そこから運賃を選ぶ順序にすると迷いません。
必要量の決め方は ステイタス獲得条件、 片道のPPと国際線の積算率は PP早見表、 帰省の回数から逆算する例は 年4回帰省で何PPか にあります。
次に読む
2026年5月改定 搭乗ポイントの運賃別一覧
400・200・100・0の内訳と、短距離ほど効く理由を数字で出しました。
年4回帰省で何PP貯まるか
実際の往復回数からPPを積み上げ、不足分の埋め方を並べています。
国内線 路線別・運賃別のPP早見表
片道のPPと国際線の積算率まで含めた一覧です。
よくある質問
- 1PPあたりの単価はどう出しますか?
- 支払った運賃を、その搭乗で得られるPPで割ります。運賃は購入日や便によって変わるので、単価を固定した表にはできません。往復PPさえ分かっていれば、あとは割るだけです。
- 同じ路線でも運賃で差が出ますか?
- 出ます。羽田–那覇の往復は、フレックス/Biz/ANAカード優待割引で4,736PP、セール/ユース/シニアで1,968PPです。約2.4倍の差になります。
- 長い路線のほうが有利ですか?
- PPの絶対量は距離に比例するので長いほうが多く積めます。ただし運賃も上がるため、単価が良いとは限りません。短距離は搭乗ポイントの比重が大きく、割安な運賃でも下限が効きます。
- PPはどう計算されますか?
- 区間基本マイレージ×積算率×路線倍率+搭乗ポイントです。国内線の路線倍率は2倍です。
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