SFC PLUSとLITEの違い
SFC(スーパーフライヤーズカード)は、取ったら終わりの資格ではなくなります。2028-04-01から、年間決済額300万円を境に2区分に分かれるからです。公式が差として示したのは、ラウンジ・ボーナスマイル・アライアンス資格の3点。
この3点をどう評価するかが、決済を寄せるかどうかの判断そのものになります。
先に結論です。
- ANAラウンジはPLUSのみ。SFC LITEは利用できない
- ボーナスマイルはSFC PLUSが5,000マイル、SFC LITEはなし
- アライアンスはスターアライアンス・ゴールドとスターアライアンス・シルバー。差が最も大きいのはここ
- LITEでもラウンジ以外の空港サービスは従来どおり。公式FAQに明記がある
公式が示した3つの差
| SFC PLUS | SFC LITE | |
|---|---|---|
| ANAラウンジ | 利用できる | 利用できない |
| ボーナスマイル | 5,000マイル | なし |
| アライアンス資格 | スターアライアンス・ゴールド | スターアライアンス・シルバー |
| 判定 | 年間決済 300万円以上 | 300万円未満 |
出典: ANA公式 スーパーフライヤーズカードの制度改定について(2026-08-29確認)。
効き方がいちばん大きいのはアライアンス資格
ANAラウンジは国内線でも効きますが、使うのは搭乗の日だけ。 アライアンス資格は違います。
スターアライアンス・ゴールドは、提携各社の空港サービスを受ける前提になっている資格です。スターアライアンス・シルバーに下がると、ANA便に乗らない旅行でも扱いが変わります。 海外で他社便を使う人ほど、この1行の差が重くなります。
ボーナスマイル5,000マイルの位置づけ
毎年5,000マイルは、区分の差としてはわかりやすい数字です。 ただし300万円を決済する動機としては弱い。これ単体で判断するものではありません。
PLUSを取りにいく理由は、ラウンジとアライアンス資格を続けたいかどうかに集約されます。
LITEでも変わらない部分
区分で落ちるのはラウンジです。公式FAQは、SFC LITEでもANAラウンジ以外の空港サービスは従来どおり受けられるとしています。
優先チェックインや優先搭乗といった搭乗当日の扱いは、そのまま残る前提で考えられます。 残るものと落ちるものを分けておくと、年会費を払い続けるかどうかの判断が早くなります。
LITEで持ち続けるかどうか
LITEでも年会費はかかります。ANAワイドゴールドカードから切り替えたゴールドなら16,500円。 ラウンジもアライアンス資格も使わない年が続くなら、その額を払う理由は薄くなります。
逆に、来年は決済を寄せられる見込みがあるなら、資格を手放すほうが損です。 SFCは一度やめると、入会し直すのにプラチナに届く年をもう一度作ることになるからです。
例外はライフタイムマイル1,000,000マイル。 ここに達していれば、プラチナを通らずに入会できます。
3点のどれも使っていない人にとって、LITEは十分な着地でもあります。 どちらに当てはまるかは SFC LITEで足りる人・足りない人 で分けました。
入会条件そのものは ANA SFCとは に、 決済額を月に割った数字は 年間決済額の設計 にあります。
決済額に届かせる現実的な手
300万円は、1人の生活費では届きにくい額です。 家族会員の決済が本会員に合算される仕組みを使い、世帯の支払いを1枚に寄せる。これがいちばん確実な手になります。
気をつけたいのは、入らない支払いがあること。 ANA Payへのチャージや付帯電子マネー経由の支払いは決済額に数えられないので、そこへ逃がしている分はカード直払いに戻す必要があります。 入らないものの一覧は 年間決済額の設計 にあります。
次に読む
SFC 2028年改定まとめ
発表から適用までの日付と、立場ごとに何が起きるかを整理しています。
家族カードの決済は合算される
世帯の支払いを1人に寄せる範囲と、合算されない支払いを確認できます。
年間決済額の設計
2つの目標額を月に割り、どの固定費を寄せるかを決めるページです。
よくある質問
- PLUSとLITEでは何が違いますか?
- 公式が示した差は3点です。ANAラウンジ(PLUSは利用できる、LITEは利用できない)、ボーナスマイル(PLUSは5,000マイル、LITEはなし)、アライアンス資格(PLUSはスターアライアンス・ゴールド、LITEはスターアライアンス・シルバー)です。
- LITEになると海外のラウンジも使えなくなりますか?
- アライアンス資格がスターアライアンス・シルバーになります。スターアライアンス・ゴールドを前提にした提携航空会社側の扱いは受けられなくなります。具体的にどのサービスがどう変わるかは各社の条件によるため、利用前に要確認です。
- LITEでもSFCを持ち続ける意味はありますか?
- 年会費と受けられるものを比べて決める話になります。ゴールドなら切替後の年会費が16,500円です。優先チェックインなどラウンジ以外の空港サービスを使うなら、LITEでも価値は残ります。逆にラウンジ・ボーナスマイル・スターアライアンス・ゴールドのどれも使わないなら、その額を払い続ける理由は薄くなります。
- PLUSになるにはどうすればいいですか?
- 判定期間のANAカードとANA Payの年間決済額を300万円以上にするか、ライフタイムマイル1,000,000マイルに到達するかです。
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